防音コンテンツ
                
防音職人への御相談ページ
防音職人(サポートページ)は、誠実に努力する人を一生懸命サポートします。
木造住宅なら防音職人へご相談ください。
マンションの防音事例:天井防音(工事依頼者の声)
※マンションなのに真上・隣から音が筒抜けということもあります。
現在時刻
Links
Calendar
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< December 2018 >>
New Entries
Archives
Profile
Search
RSSATOM 無料ブログ作成サービス JUGEM
ある防音材メーカーのデータ

 ある鉛防音メーカーのサイトに、二重天井の防音効果に関する自社データが掲載されていました。

 鉛などの防音材と石膏ボードを組み合わせた、施工事例について音測定を行ったもののようです。測定データを見ると、低周波に相当する100Hz以下と、2000Hz以上の周波数帯のデータがグラフ上から削除されていました。

 生データを見ると、防音施工前よりも、低周波の音域と2000Hz以上の音域において、逆に遮音低下していました。

 これは石膏ボードそのものがもつ、コインシデンスなど遮音上の弱点の傾向です。鉛や、上記メーカーの制振材では、問題が全く改善できていないのです。

 概ね低周波は、マンションの二重天井で起きる足音など重量音の遮音性低下等の主成分です。

 ということは、上記会社の防音工事や製品は、二重天井の防音対策やピアノ防音室には不適格です。
*ピアノ音の周波数帯:約30Hz〜約4200Hz
*足音など重量音の主成分:約30Hz〜125Hz

 売るとするならば、ユーザーに「125Hz〜2000Hz未満の音にしか使えません。」ということになります。

 いまだに、問題のある防音材や工事が、巷には溢れています。

posted by: 防音職人 | 防音材 | 08:22 | - | - |-
遮音材の使い方が分からない建築士・コンサルタント

 依頼者から紹介された建築士、国立での面談で相談されたコンサルタントの件ですが

 まず、音の特性を考慮せずに遮音材を選んだり、その施工の仕方が間違っていたりと、大変な驚くべき案件が数件ありました。

 これは防音工事の設計も施工の管理も殆ど経験がないこと、防音商品を販売することだけ数をこなしてきた証拠です。

 そんな業者が「防音コンサルタント」と自称して、相談会を開いたり、メール相談などを受けているようです。

 遮音材は、音の種類によっては無力なものも多く、使い方によっては遮音欠損が生じます。
*遮音テープ一つをとっても、既製品には問題のあるものがあり、補助資材と言えども慎重に選ぶことが大切です。
 耐久性や気密性の高いものを選ぶ必要があります。

 基本が出来ていない業者は、防音は素人なのです。通販サイトは防音のプロではなく、商品を売るプロなのです。お気をつけください。

posted by: 防音職人 | 防音材 | 09:32 | comments(4) | - |-
遮音シートとコインシデンス効果

 二重天井や中空二重壁において、空気層のバネ共振により、コインシデンス効果(ある周波数域において遮音低下が起きる現象)が起きることが知られている。

 日本音響学会の研究リポートによると、このコインシデンスを改善するためにPBなどに遮音シートを重ねてサンドイッチにする工法の検証が行われたが、面密度1.8〜2.3kg/m2程度の製品では改善効果が見られなかったようです。

 この製品は、市販されている殆どの製品と合致します。要するに、市販されている上記の遮音シートでは、天井や壁・床の共振・振動対策には効果が殆どないということを示したものです。

 私の相談案件での検証では、遮音シートは空気伝播音についても殆ど遮音効果を高めることができないという結果となりました。※人間の耳で体感できない程、効果が小さいと考えられます。

 防音設計において、遮音シートは使用する価値が殆ど見られないため、別の遮音材を使うことが必要になります。
*実例と音響学会のデータが一致したと言えるでしょう。
*施工する手間がかかるので、費用対効果を考えると、別の遮音材を検討すべきだと思います。

 これは、実践と基礎研究などの重要性を示した典型例です。
*メーカーの自己申告データやPRを、そのまま設計に採り入れては危ないという警鐘にもなります。

posted by: 防音職人 | 防音材 | 16:26 | - | - |-
ポリスチレンフォームによる騒音

 先日、木造住宅の屋根裏にポリスチレンフォームの断熱材を充填した物件の相談がありました。

 雨の日に金属屋根を叩きつける雨音が煩くて眠れないという被害です。設計した建築士は、分厚い断熱材を天井裏に入れているので、音には問題ないと建設前に断言したそうです。

 ところが入居してみたら、上記のような有様で、とても眠れるような状況ではないということです。

 これは金属屋根にも問題がありますが、実はポリスチレンの発泡材が大問題です。
*昔、公団や公社のマンションが、同様の発泡材をフローリングの下地材に使用して、余計に足音などの振動音がひどくなったため、施工を中止したといういきさつがあります。

 発泡材は、屋根裏や壁の内部、床下に使用すると振動音だけでなく、空気音の遮音性能も悪化します。建築士の犯すミスのベストスリーに入ります。
*GLの騒音問題と同じくらい多いのですが、あまり知られていません。

 おそらく、上記の騒音案件は私に依頼があると思いますが、大体問題の構造は掴めています。
*このことを認識している専門家は意外と少ないので、驚きです。
30年以上前の防音設計のマニュアルにも、指摘されている内容であり、専門家は絶対にやってはならないと記述されています。

 古くて新しい問題と言えるかもしれません。

 木造だから遮音性が低いのではありません。設計と造り方が間違っているからです。

posted by: 防音職人 | 防音材 | 14:37 | - | - |-
防音商品の誇大広告(コルクマットの例)


この商品を買って、フローリングに敷いた人が、まったく足音に効果がないので、私のサイトに簡易防音について問い合わせをされました。
*補強対策のため制振フェルトを希望されましたので、先日納品したところです。

 床の防音で難しいのは、振動音対策です。カーペットやコルクマットだけで問題が解決できる物件は殆どないと思います。

 走り回っても大丈夫なんてPRして販売しているメーカーと通販サイトは「誇大広告」であり、ほとんど詐欺にも近いと思います。

 私のサイトでは、制振材も「音を和らげる、軽減する」と表現しています。本格的な防音工事であっても完全防音は不可能です。大幅に減らすことも建物構造の問題で困難な場合が少なくありません。

 防音商品の有名サイトが、JAROや国民生活センターなどが指摘する誇大広告に該当するような宣伝で商品を販売しているようです。
 上記の例は、その典型的なものでしょう。
posted by: 防音職人 | 防音材 | 09:25 | - | trackbacks(0) |-