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防音職人への御相談ページ
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マンションの防音事例:天井防音(工事依頼者の声)
※マンションなのに真上・隣から音が筒抜けということもあります。
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走る音・振動音の防音対策

 マンションの天井防音で、見当違いの対策を行う業者がいますが、それは具体的な振動を抑える技術がないだけでなく、周波数ごとの特性や使用する防音材の効果を検証していないからです。

 まず、騒音の種類によって、周波数の主成分が違うことを知ることが防音の出発点になります。それと、二重床・二重天井の周波数ごとの弱点を理論的にも経験的にも知っていなければ、防音は不可能です。

 例えば、子供などが走る、飛び跳ねる音の周波数の主成分は30〜250Hzで、このうち可聴域の低周波である100Hz以下の騒音が大半を占めることが多いです。

 既製の防音材はメーカーのデータでは125Hz以上しか示していなく、低周波については未知数です。しかも、二重天井において、遮音材、制振材、吸音材のデータを測定しているわけではないので、実際の現場での防音効果は大きく乖離することが少なくありません。

 一般のマンションでは天井裏は15センチ以下が大半で、これに数センチ程度下げることが出来るかどうかの厳しい制約が空間的にあり、天井スラブからボードの仕上げ面まで最大20センチ確保するのが精一杯という物件が大半です。

 私の経験では、15〜18センチが限界という物件が最も多く、既製の防振金具すら使えないことが多いです。このため、吊り金具や制振構造は、既製品には依存せず、全て現場で空間の状況に応じて加工しています。 
 防音職人の担当現場では、同時に、15年以上はメンテが必要のない耐久性のある構造を構築します。(もちろん、クロスの経年変化は起きます。当然ですが)

 ある業者の、防音仕様では、125Hz以下と2000Hz以上の周波数帯において、防音工事後に、逆に遮音性能が下がるような提案をしていました。これでは、天井防音の意味がありません。

 天井やGL防音は、特に慎重に専門業者を選ぶことが必要です。

posted by: 防音職人 | 天井防音 | 08:07 | - | - |-
二重天井の防音と重量音対策

 マンションの二重天井は低周波の騒音(100Hz以下)には不利に働くというのが定説です。

 この状況の改善策としての防音設計は、通常のマンションの天井裏深さ12センチ〜20センチの物件においては、かなり難しく現実的な工事がないとまで断言する音響学会の研究者・技術者がいます。

 防音職人では、このような見解を覆すような成功事例をいくつも経験しています。これらの事例については、さらにハウス・サウンド又は防音職人のウェブサイト、ブログにおいてご紹介する予定です。
*すでに、数件ご紹介していますが、具体的な解説はつけていませんでした。

 一方、私と同じ見解を持っている音響学会の研究者のリポートなどを生かした設計手法を防音職人では実施しています。

 その中での課題は
*天井裏の吸音率を高めること。
*下地及び表層材の制振性能を高めること。
*表層材の剛性を低くして遮音性を高めること。
*下地が長期の荷重に耐えられ、長期間メンテを必要としないこと。
の4つが重要なものです。

 相反する技術的な課題もあり、通常の防音専門業者では手に負えません。研究実績も実際の防音工事の効果の検証も未経験に近いからです。
*私自身がマンションの天井騒音の被害者ですので、入居してから約15年間研究と実践を続けてきました。追求する情報量や技術は、実践的なものとしては他の専門家には負けないと思っています。

 たしかに、天井防音はマンションの生活騒音対策の中では相当難しい課題です。全ての現場で実施できる保証はありませんが、条件次第では可能なわけですから、挑戦する価値は十分にあります。
*防音通信(マンション編) においても、実際に経験されたユーザーの声を載せています。

posted by: 防音職人 | 天井防音 | 16:33 | - | - |-
ある二重天井の防音相談事例

 ある大手の住まいの情報サイトで、リフォーム工事のQ&Aコーナーあり、「マンションの二重天井の防音工事」についてアドバイスされていました。
*回答者は建築士です。

概要は以下の通りです。

◇Q:二重天井の防音に有効な方法を教えてください。

◇A(建築士):回答します。
 天井裏に吸音材や遮音材のどちらが有効か、騒音測定をしてください。
 音のレベルにより効果のある施工をして、さらに遮音シートを張り、気密を確保するように天井を直せば今よりは改善されます。


以上です。

では、防音職人の防音設計担当として、上記の回答(アドバイス)の問題点を指摘します。

まず、騒音測定調査を行うこと自体は、騒音の周波数特性を把握する上で、有効です。
*予算に余裕があれば、やりたいです。
*または、音の種類や発生源など具体的な状況報告が必要です。

次に、天井裏に吸音材や遮音材をどのように使うかは、防音設計担当者の技術の問題であり、現状の制約条件を考慮して検討するものです。どちらが有効なのかという次元の話ではありません。
*防音構造をどう考えるかがポイントです。

音のレベルによって効果のある施工とは、何をさすのか質問者に答えていません。
*アドバイスになっていません。

遮音シートを張ることは、天井防音の場合は殆ど効果がありません。

気密性を確保するのは、特に高音域の騒音対策には重要なことであり、基本です。
*問題は如何にして実行するかです。

 上記のように、質問者が迷うようなアドバイスを軽々にすることは逆効果になることが多いものです。建築士だから詳しいだろうと、素人の方は思いこみます。

 防音の世界は、建築学会と音響学会の両者の研究成果やマニュアルなどがベースにあり、これに実践経験が物を言う業界です。
*実績のない建築士などが簡単に理解できることは、限られています。

 実際の現場で、最も失敗が多いのが建築士の設計とリフォーム業者の工事であることを忘れないでください。
*天井の防音対策は専門業者でも大半が正面から取り組んでいません。それだけ難易度が高く、利益の少ない分野なのです。

posted by: 防音職人 | 天井防音 | 08:37 | comments(3) | - |-
施工不良による天井防音効果のばらつき

 今までの事例や研究報告を分析すると、スラブの施工不良や剛性不足によって、周波数ごとに遮音低下が起きることがわかりました。

 ある事例では、スラブにクラックや不陸があり、梁に囲まれた区画面積が30m2を超えると
*重量音の主成分である31.5〜125Hzにおいて、特に低周波の31.5Hz付近が殆ど効果が出ません。
*ひび割れが顕著であったり、コンクリート施工不良があると500Hz付近の音まで効果が少なくなることが多いようです。

 リフォームでは内装を解体して始めて分かることが多く、予測は不可能です。この点が天井防音工事の難しいところです。

 しかし、施工不良が無く、梁や構造壁に囲まれた区画が比較的小さければ、今までの事例から低音域においても十分防音効果が出ることとが分かっています。

 これは、防音職人(サポートページ)および提携先の担当現場の事例だけでも、傾向が合致しています。 状況次第では、十分対策があることを示しています。

posted by: 防音職人 | 天井防音 | 15:35 | - | - |-
マンション天井防音の新しい仕様

 昨日、今までの担当現場の事例や研究内容を勘案して、比較的廉価な新しい防音モデルを作成しました。

 今後、現場の状況やご予算などの条件に応じて適用していく予定です。

 今まで、足音などの低周波を含めた低音を、出来る限り薄く、ローコストで確実に軽減する仕様を検討してきましたが、現状の流通している防音材や建材で構築できる、耐久性の高い構造を作りました。

 概要は
*吸音層+遮音制振層+吸音層+遮音・制振層+吸音板仕上げ
*補助資材:気密テープ、吊金具、タッカー、ビス、ボード類、軸組み木材、吸音化粧板、接着剤

 防音職人の現場、音響学会関係の研究リポート、測定データなどをもとに検証しました。

 どうぞ、ご期待ください。

posted by: 防音職人 | 天井防音 | 09:33 | comments(2) | - |-
天井騒音の正体と対策

 通常、天井からの騒音対策で最も難しいのが、足音などの重量音です。

 この正体は、大半が100Hz以下の低周波帯の音です。
*足音は31.5〜125Hzの周波数が主成分です。

 一般に低周波には防音材は殆ど効果がないといわれ、このような特性が天井や床の重量音対策を難しくしています。

 ただし、31.5Hz以上の周波数の低周波音については、防音工事による一定の効果は出ます。この点が誤解されやすいところです。もちろん、防音設計による専門的な対策が必要です。

 一方、20Hz以下の超低周波音には、殆ど防音工事は通用しません。通常の緩衝空間では対応できないほどの大きな減衰距離が必要ですので、通常の住宅では物理的に困難です。
*極めてレアなケースと言えますが、仮に、何らかの原因で、このような騒音が発生している住宅では、通常の防音工事では対応できません。

 しかし、大半の住宅では、31.5Hz以上の可聴域の騒音が主な原因ですから、騒音を半減させることは可能なのです。
*通常の人は20Hz以下の音は殆ど聴き取れません。

posted by: 防音職人 | 天井防音 | 10:07 | - | - |-
天井防音にグラスウールは役に立たないのか?

 天井防音に関して以下のような御質問をいただきましたので、お答えします。

Q:天井防音にグラスウールは、余り役に立たないのでしょうか。

A:そんなことはありません。天井裏に吸音材を充填すると騒音を吸収するだけでなく、空気層の共振を軽減します。
 遮音材や制振材と併用すると防音効果が高まります。ただし、グラスウールには断熱用と吸音用の2種類あり、厚さや密度によって、周波数ごとの吸音率が異なるので、選定に注意が必要です。

 また、足音や落下物、軽量音など騒音の種類によって、主成分の周波数帯が異なるので、出来る限り、状況に合う吸音材を選ぶことが重要です。

 防音設計では、遮音材、制振材、吸音材の全てについて、構造・騒音特性に応じて選定して設計します。グラスウールよりも、吸音率の高い製品もあります。

posted by: 防音職人 | 天井防音 | 12:11 | - | - |-
天井防音と吸音材の考察・研究
 天井・壁などに使用される板状の材料(石膏ボード、ALC版など)は、重量衝撃音に対して、特定の周波数で透過損失が低下します。
 剛性が高いほど、板厚が厚いほど低い周波数で遮音低下が発生することが音響学会の研究者などによって分析されています。

 このため、石膏ボードの重ね張りや鉛ボードでは剛性・質量と天井裏の空気層との関係などで生じる低い周波数の騒音共振・コインシデンスにより、足音などの騒音が殆ど遮断できないことがあります。

 特に遮音パネルなど剛性の高い遮音材を重ねて使用し、天井裏の下地や空気層において特段の対策を講じない業者は、天井防音について必ず失敗します。
 それは、近年のマンション天井の防音課題の大半が足音など重量音対策であるからです。

 また、グラスウールやロックウール、ポリエチレンウールなど吸音材の活用が重要であり、製品によって、周波数ごとに吸音率が大きく異なります。
*繊維構造、密度などにより周波数ごとに吸音率が異なり、吸音効果に差が出ます。
*ロールタイプ、マットタイプの欠点など製品ごとに遮音欠損、耐久性、施工性などに差が出ます。

 遮音材、吸音材、制振材に何を使うか、厚さ・密度をどう設定するかなど具体的な防音材選定とともに、振動を軽減する下地構造の設計が防音効果を大きく左右します。

 以上のことを理解している実務経験豊かな専門家・専門業者を探すことが、住宅の天井防音には、最も重要なのです。
*防音職人では特に重点的に測定データ分析、研究を行ってきました。
posted by: 防音職人 | 天井防音 | 17:07 | - | - |-
スラブの工法と天井防音工事

 天井防音などのリフォーム工事の自由度からすると、通常のスラブ(厚さ200ミリ)による大梁・小梁による躯体構造のほうがやりやすい。

 同じ厚さのアンボンド工法のスラブは梁がなく、天井の下地を固定しにくい。また、同じ厚さのスラブであれば、通常の工法よりも重量衝撃音に対する遮音性能が劣ることが多い。
*この工法では、通常のスラブよりも厚くしないと同程度の遮音性能が出ない場合がある。

 ボイドスラブの場合は、軽量衝撃音など振動音に対する遮音性能が通常スラブに比べて低下する場合があるので要注意である。
*既存インサートがない場合は、ボイドスラブの天井防音工事は、不可能と考えたほうが妥当である。

 一般に従来型の工法のほうが制約が少なく、天井の防音工事そのものはやりやすいと言える。

 梁はGL工法など太鼓のような共振する要因を取り除いて下地を再構築すれば、天井スラブを含めて二重天井の防音性能を一体的に高めることが出来、適正な防音設計・工事を行えば、プラスに作用するのである。

posted by: 防音職人 | 天井防音 | 19:28 | - | - |-
二重天井の防音効果


上記の騒音データは、マンションの天井防音工事の施工前と施工後の計測値です。
*フィルター補正しないライブの騒音量(dB)ですので、実際に発生している正味の騒音レベルです。

 二重天井は、周波数の高い音域の騒音(軽量衝撃音など)には効果がありますが、子供が走り回る音や、重量物の落下音など重量衝撃音・振動音には逆効果になる場合が少なくありません。
*天井裏の空間が空気のバネとして共振
*天井の下地が振動音を伝播し、かつボードが共振するなど

 防音業界では、通常のマンション天井では、250Hz以下の周波数帯において、防音対策は殆ど効果はないと言われています。5〜10dB(ワンランク又は2ランク)程度防音効果を高めるのが限界と言う専門家・業者も居ます。

 私は、15年前から天井防音対策に取り組んでいます。独立開業後は、実務を積み重ね改良を加えました。

 上記の担当現場では、業界では限界とまで言われている防音効果を大幅に上回り、依頼者からは、上階からの騒音が殆ど気にならなくなったとご報告をいただきました。
*重量衝撃音の主成分である31.5〜125Hzにおいては、17〜20dBほど騒音を低減できています。
*現場の天井スラブは150ミリ、天井スラブからボードまでの仕上げは約160〜165ミリです。
*通常のマンションでも対応できる条件と考えられます。(物件の状況によって効果の差はあります)
posted by: 防音職人 | 天井防音 | 14:56 | - | - |-