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防音職人への御相談ページ
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マンションの防音事例:天井防音(工事依頼者の声)
※マンションなのに真上・隣から音が筒抜けということもあります。
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最近の新築住宅に見る防音仕様の弱点

最近の新築住宅(木造)の相談事例や建築業者から提供される設計図を見ると、防音上の弱点は次の通りです。

・通気パッキン工法(土台と基礎躯体の隙間)による隙間から床下を経由して音漏れがする。

・外壁内部に発泡材断熱材が使用され吸音性がない。(逆効果になることもある)

・石膏ボードやALCパネルによる隙間からの音漏れ(主として高い周波数と固体伝播音)が目立つ。

 

また、石膏ボード、グラスウールによる偏った周波数の遮音性が、低い周波数と高い周波数の防音能力の弱点につながっています。

*昔の在来工法のようなモルタル仕上げ、漆喰(土壁を含む)などが使用されている時代の住宅のほうが壁の遮音性能が高い。

 

その時代、特有の弱点を理解していれば、適切な防音設計によって生活防音は確実に出来ます。

ALCパネルは費用対効果が低く、発泡断熱材は遮音上のリスクが高いため、お勧めできません。

 

新築の段階から適切な設計・施工を行えば、防音室だって比較的廉価で実現できます。

 

残念ながら、私の相談事例では、竣工した段階でコンサルティングをお受けすることが多く、費用的な無駄が出るのですが、改善するためのリフォームは、木造住宅であれば可能です。

posted by: 防音職人 | 木造防音 | 08:02 | - | - |-
木造住宅の防音相談と専門業者

近年、木造住宅(木造防音室を含む)の防音相談が増えているのは、音響・防音設計および工事業界の実情に関係しています。

 

私が防音設計の勉強を始めた約22年前には、住宅の防音設計ができる専門業者が非常に少なく、木造に限定すると東京でも10社に満たない状況でした。

*しかも大半がマンションの防音室を専門とする業者であり、木造住宅の生活防音やピアノ防音室を得意とする業者は、私の知る限りではほとんど存在していませんでした。

 

私が独立開業した約13年前においても、同様であり、マンションの生活防音でさえ対処できる業者はなく、私自身施工業者を探すのに苦労しました。

ウェブサイトを探しても、木造住宅の防音事例、防音室の事例はほとんど公開されておらず、大半がスタジオ防音室や高額な音楽家の防音室の事例です。

 

一般住宅の小規模な防音室に対処できる設計仕様や工法が出てこないのです。このような背景があり、防音職人の相談会の問合せが増えているのだと思います。

 

一方、約10年間で「自称・専門業者」と呼ばれる建築業者が急増し、林立状態になりました。老舗は人材が流出し、枝分かれし、看板だけが残っています。本当に希望する専門家を見つけるのが難しくなっています。

 

まずは、一般の方は防音相談で具体的な実績などを確認するところから始めるしかないでしょう。

それと木造の在来工法などの特長を生かすような手法を得意とする専門家が、木造住宅にはふさわしいという点をご留意ください。

posted by: 防音職人 | 木造防音 | 07:43 | - | - |-
木造住宅・賃貸アパートの防音対策

賃貸住宅の建設資金を個人に貸し出す「アパートローン」は、日銀によると融資額が近年増え続けていると言います。

*過剰供給された賃貸住宅で空室が増えると、ローンを返済できなくなる大家が続出することが懸念されている。

 

空室が増える要因は、居住環境の優劣によるものが大きいです。入居者がすぐに出ていく理由は、上階からの足音がうるさい、隣からの声や携帯の稼働音が筒抜けであるなど、遮音性能不足が問題になっていることが伺えます。

 

大家としては、建設コストを削るために防音性能を犠牲にすることが多く、無理な賃貸アパート経営の結果、空室が増え採算がとれないという状況になります。

 

防音職人では、新築時における計画的な対策の実行をアドバイスしていますが、不幸にして完成後に上記のような問題が出ている物件の防音相談にも対応しています。

 

界壁の追加対策は比較的廉価で実施できますので、相談案件の中でも、比較的事例が多いです。

 

木造住宅はコンクリートや鉄骨住宅に比べて改造しやすく、遮音効果を改善することは十分可能です。

界壁の場合は退去者が出た段階で速やかに工事を実施すれば改善出来ます。

posted by: 防音職人 | 木造防音 | 08:43 | - | - |-
木造新築住宅の壁防音(賃貸併用型)

先週、新築の木造住宅(自宅と賃貸住居併用)の界壁の防音対策の相談がありました。

メールでの事前情報が間違っており、当日の相談の際には、防音材の仕様や製品の面密度もあやふやで、相談者と新築業者の建築士も現状を正確に把握していない部分がありました。

 

使用されているボードや遮音材がいずれも高い周波数帯における遮音性能が不十分であり、新築の設計自体に問題があるようです。

すでに建築中であり、改善できるのは工事中の遮音ゴム製品のうえに特性の異なる高比重の遮音材を提案することだけでした。

 

酷いのは建築士が工事中の遮音材の面密度を最初「約10.5kg/m2」と言っていたのが、今日になって「半分の約5.0kg/m2」しかないのが判明し、急きょ私のほうが取引先に遮音材を発注したのでした。

*今週、現場に納品することになりました。

 

相談者の言葉遣いや説明も粗く、もし私が今日不在だったら間に合わないところでした。本当はこのような不確かな相談はお受けしたくはなかったのですが、先約の方が1日だけ余計に待って下さるということで無理に相談日を空けたのです。

 

私の技術を生かすかどうかは相談者の心がけ次第です。それにしても建築士のレベルはどうなっているのでしょうか。

防音材の性能についても全くの不勉強であり、製品の密度さえ覚えていないとは驚きです。

 

最近、不景気を背景に自宅と賃貸住居の併用型の現場が増えており、電話での問い合わせも結構あります。

しかし、無料で情報を得たからと言って問題が解決するわけではないのです。

posted by: 防音職人 | 壁防音 | 13:46 | - | - |-
木造住宅の防音対策事例が少ない

昨日の防音相談で相談者に言われたのは、木造住宅の防音対策の事例がネット上には少ないということでした。

 

たしかに、検索すると通販サイトやマンションの事例が多く、木造共同住宅(アパート、長屋建て、複数世帯併用住宅)や戸建住宅の防音事例はほとんど出てこないと言ってもよいと思います。

 

防音材のDIYでさえ、遮音シートなどが効果がないとかマイナス材料しか出てこなく、具体的な成功例が出てこないので、コンサルティングを専門とする業者の防音相談に行って確認するしかないという判断だったようです。

 

特にピアノなど楽器対策にはマンションの事例が多いのは、基本的な遮音性能の差があると思います。通常の木造住宅はマンションに比べて遮音性能自体は低いわけですから、一般の業者はマンションのユーザーをターゲットにする傾向があります。

 

実際、防音職人のように個人ユーザー向けの無料相談を実施している専門業者は少なく、大半が防音室の無料相談です。

戸外騒音を防ぐ目的の生活防音でさえ、具体的な相談に対応してくれる専門業者はほとんどありません。

 

これが防音業界の現状です。

posted by: 防音職人 | 木造防音 | 07:36 | - | - |-