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ピアノ防音とピアノ教室2018.04.29 Sunday
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今年、音響チェックをして完了した木造新築のピアノ防音室(ピアノとヴァイオリンのアンサンブル可能)ですが、チューニングも終わり、現在はピアノ教室として運営されています。
プロのピアニストである依頼者は、新築される前はマンションでグランドピアノ演奏していたのですが、夜の比較的早い時間帯に、同じ建物の居住者に強烈なクレームを受けて、音を出すことが怖くなりトラウマになったようです。
そこで木造の新築戸建住宅に、夜遅くまで安心して演奏できる防音室を造ろうと計画されたのですが、最初探した専門業者の提案がどれも信頼できずに、最終的に私の運営する防音職人に相談されました。
*結果的にはピアノが24時間演奏できるレベルまで造り上げることができました。当初のご予算を守ることも出来ました。
単価的にはマンションで完全な防音室を造るよりも、新築の戸建住宅の中に造るほうが安く済ませることができます。
今回の事例では、他の専門業者の見積りの約8割の予算で、防音壁を87ミリの厚さで処理できました。
ピアノ教室にとって、部屋を狭くしないで音響・防音性能を出来る限り高めることは最優先事項です。
木造建物は、ピアノ演奏には最適な構造であると、音楽の専門家は言います。