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防音職人への御相談ページ
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マンションの防音事例:天井防音(工事依頼者の声)
※マンションなのに真上・隣から音が筒抜けということもあります。
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リフォーム業者が間違えた防音対策(ペンション)

 ある木造のペンションにおいて、地元のリフォーム業者が客室の間仕切りの壁を防音工事したのですが、失敗しました。

 このペンションのオーナーより、防音職人(サポートページ)に相談があり、現地に伺い調査しました。
*壁の内部に発泡スチロール(断熱材)が入れてあった。
*厚さ1.2ミリの遮音シート(既製品)+石膏ボード12.5ミリ・2重張りという仕様。

 御話しを伺うと、防音工事完了後のほうが余計に人の声などが漏れるようになり、大変困っており、他の部屋の工事は中止したとのことでした。
*家族で、もう防音工事は効果がないから止めようという話になりかけていたそうです。

 原因は、発泡材を壁の内部に入れたことによる、音の共振等による遮音性の低下と、石膏ボードを重ねて張ったことによる、ある周波数帯のコインシデンスによる遮音低下です。
*通常、石膏ボード12.5ミリは2500〜3000Hz当たりで遮音性が落ち込むのですが、2重に重ねたことにより、コインシデンスの遮音低下周波数帯が1200〜1600Hz当たりにずれたと考えられます。

 この周波数帯は、子供や女性の声の周波数に近く、甲高い笑い声、テレビの音、カラオケの音などが筒抜けに聴こえる周波数です。
 通常は石膏ボードも遮音材ですので、防音効果が出ると思い込みがちですが、実際はそうではないところに、防音対策の難しさがあります。

 しかも面密度の低い遮音シートは、石膏ボードなどに重ねても、殆ど効果がないことが私の自宅体験や、音響学会の実験などで明らかになっています。

 上記の現場では、工事をやり直す予算がなく、壁を解体せずに、私の使っている遮音マットを重ねて、ボードとクロスで仕上げました。
*その結果、音はかなり小さくなり、営業を再開することができたのでした。

posted by: 防音職人 | 木造防音 | 14:01 | - | - |-