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建築士の短絡的な思い込みと建具の遮音性能

 私が防音設計を担当したピアノ防音室(木造)において、建物全体の設計を担当した建築士が、防音対策の考え方を教えて欲しいと、リクエストがあったので、下地に合板を、仕上げに木材を活用してくださいと伝えました。

 それが、こともあろうに、勘違いして窓の二重サッシュの建具に木製の特注品を使用したようです。私は、気密性・遮音性の高い専門メーカーのスチール・樹脂建具のサッシュを提案したのに、防音の素人が建具屋さんに自分のデザインした建具を発注したというのです。

 音測定の結果は無残で、二重サッシュを取り付けたにも関わらず、専門メーカーの1重のサッシュと同程度の遮音性能しか出ませんでした。

 私は雨戸や窓の枠材に分厚い部材を使用するのは良いが、サッシュそのものは専門メーカーのオーダー製品を推奨しました。

 音漏れの主な原因は、建具そのものの遮音性・気密性不足と、納まりの問題と考えられます。専門メーカーの既製品を使用した木造住宅では、他の現場では全てD-40以上の防音性能が出ています。十分に二重サッシュの間隔を確保した現場では、D-45の性能が出ています。

 明らかに、上記の現場では特注した建築士設計の建具の遮音性能不足は明らかです。

 ほかにも建築士のミスがありまして、ちょっと笑えないものですが、二重サッシュをペアガラスと混同され、ペアガラスを使用したので建具は1重で良いと判断したようです。

 何回も二重サッシュの件は説明したのに、断片的に物事を解釈して思い込み、走ってしまったようです。私の防音室は窓の建具・納まりが原因で、気になる音漏れが生じてしまいました。

 ちなみに、音測定を担当した建築士がピアノを弾いていただいている間、外壁に耳を当てたら殆ど音は聴こえなかったようです。
*経験的に壁自体はD-55〜D-60程度の遮音性能は発揮されていたことになります。
*私の防音設計そのものには問題はないようです。

posted by: 防音職人 | ピアノ防音 | 09:37 | - | - |-