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防音職人への御相談ページ
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木造住宅なら防音職人へご相談ください。
マンションの防音事例:天井防音(工事依頼者の声)
※マンションなのに真上・隣から音が筒抜けということもあります。
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マンションにおけるピアノ防音(床)

築8年程度の分譲マンションにおけるグランドピアノ防音の相談がありました。

 

通販サイトで防振ゴムとカーペットを購入して部屋に敷き詰めたそうですが、階下の居住者からピアノの騒音が目立つと指摘され、困っているという内容です。

*防振ゴムが約6ミリ、カーペットが約6ミリ

 

グランドピアノは上下方向および前方・右側のほうへ特に強い音が出る楽器で、床に対しては低周波音を含む重低音による振動が、固体伝播音となって階下などに伝わるのが問題です。

マンションはコンクリート構造ですので、コンクリートそのものが固体音を瞬時に伝える特性があります。

 

通販サイトは「この製品を敷けば、かなり防音効果がある」と安易に宣伝するだけの広大広告が多く、実績のない製品を多数掲載しています。

これはユーザーだけではなく、業者の責任は重大です。

 

とにかく、このままでは相談者が階下の居住者と人間関係がこじれてしまいますので、まずDIYでやれる対策を提案しました。

床に絶縁材を敷き、そのうえに遮音材と市販のカーペットを敷くことを提示しました。

そして、対策結果を居住者に説明して、演奏時間帯に配慮することなどを話し合うようにアドバイスしました。

 

ピアノ防音対策はハード面とソフト面の両方が大切です。

posted by: 防音職人 | ピアノ防音 | 16:14 | - | - |-
ピアノ防音の課題は固体伝播音
大手メーカーのボックス型防音室を含めて、マンションのピアノ防音室の課題は固体伝播音と音響対策が主なものと言っても良いでしょう。
マンションはコンクリート構造ですので、空気伝播音には構造的に強く、むしろコンクリート構造の弱点は振動音などの固体伝播音です。防音工事やボックス型防音室設置完了後のクレームの大半が固体伝播音の性能に起因するものです。

私のほうの相談でもマンションのピアノ防音の依頼は半分が他の業者が失敗した防音室の改善対策です。具体的に状況をお聞きしたり、音響測定をもとに分析すると、ほとんどが振動音などの固体伝播音の遮断不足の問題です。

これはほとんどの業者が予算先行で、予算に合わせた経費を逆算して設計仕様を決めるため、予算が小さくなると制振構造の構築を省き、空気伝播音対策にシフトします。
制振(防振)対策は、防音工事費用の占める割合や手間が多く、利益率を優先する業者は、これを軽視するのです。
中には、6帖の防音室に300万円の工事費用をかけた結果、振動音が階下に響く事例があり、とても専門業者とは言えない現場のご相談を受けることがあります。

この背景には、単純に遮音材の面密度を高めれば、固体伝播音も小さくなるという誤解があります。質量則にシフトした音響防音設計には大きな欠陥が潜んでいるのです。
これが欠陥防音室のなくならない原因です。しかも、高額の防音工事を実施してもDIY対策よりも性能が劣るような事例が少なくないのです。
*防音職人では、このような防音室の改善対策にも積極的に取り組んでいます。
*参考:欠陥防音室の改善対策
posted by: 防音職人 | ピアノ防音 | 10:41 | - | - |-
アップライトピアノ床防音(マンション)
先日、あるマンション居住者が、洋室(床はフローリング)にアップライトピアノを置くために、通販サイトから防振ゴムマット10ミリ(再生ゴム製品)と遮音シート1.2ミリ、防音カーペットを購入して重ねて敷いたそうです。

ところが弱ペダルの打鍵音すら隣の世帯に響き、ほとんど防振効果がなく、隣からクレームが出たという相談でした。

調べたところ、これらの製品は打鍵音の主成分(125Hz以下の周波数帯)に対する遮音効果がほとんどなく、そのため制振(防振)効果がほとんど出なかったということが分かりました。
*通販サイトは「ピアノ防音対策に最適」という誇大広告で販売していたそうです。(現在も私が見たところ、そうでした)
*この通販サイト、ネット上では有名なのですが、効果を検証せずになんでも売ります。

そこで、私のほうから重低音の制振効果が高い、遮音材と制振材(絶縁材)の2種類の防音材を併用するように提案しました。
*私の提案した防音材は厚さわずか9ミリでも、重量衝撃音が6割以上軽減できる製品です。
 木造住宅やマンションのフローリングの上で検証(音測定分析など)済みです。

通販サイトは、素人ですので、空気伝播音の遮断能力(透過損失)と固体伝播音の遮断能力を混同し、面密度が大きければ制振(防振)効果が高いと勘違いしています。もし知ってて販売しているとしたら悪質です。
購入される人は、くれぐれもご注意ください。
*ちなみに鉛シートを重ねて敷いても、制振(防振)効果は改善されません。
posted by: 防音職人 | ピアノ防音 | 12:30 | - | - |-
GL壁とピアノ防音(マンション)

 先日、マンションのGL壁などに、ピアノなどの防音を目的とする工事を、ある専門業者に依頼し、失敗された相談をお受けしました。

 その業者は、GL壁の問題の対処方法も分からず、既存ボードの上に、薄い遮音シートを2重張りし、石膏ボードを重ねて施工しただけだそうです。

 結局、音漏れが酷く、隣人からクレームが入り、問題がこじれ、嫌がらせを受けるようになったそうです。

 また、その専門業者は、約100万円でピアノ防音室の工事が出来ますと、ホームページに謳い、それを信じて契約されたわけですが、結局、内窓などはオプションということで、最終的には約130万円になったのです。
*これは誇大広告でしょう。問題のあるウェブページの表示だと思います。

 契約はともかくとして、GL壁の遮音低下の問題・メカニズムを全く知らない上、ボードに貼り付けても効果の無い「遮音シート」を重ねて施工しただけの防音工事に最大の問題があります。

 これは遮音上の瑕疵になります。
 防音設計も間違っているわけですから、これは調査して、提訴するか、工事のやり直しなどを請求するべき案件だと思いますが、相談者は、むしろ、引越しして、新居の防音室を何とかしたいと、希望されました。

 現在、御予算や防音室の概要などを検討されています。見積りが折り合えば、防音職人へ発注したいと、お約束いただきました。

 上記の件で、大分、御予算が無駄になったので、大変お気の毒であり、心情的にも悩ましいです。

 だいたい、「○○万円でピアノ防音室ができます。」と、現場の間取りや構造など状況も想定しないで、金額だけ提示するような業者は、防音設計はできないと見るべきでしょう。
 ピアノなど楽器防音室を御計画のかたは、くれぐれも御注意ください。

posted by: 防音職人 | ピアノ防音 | 10:24 | - | - |-
グランドピアノの防音対策で重要なものは

 予算や建具など内装、工事の制約(賃貸など)で、通常の防音工事が出来ない場合は、床の振動対策を重視したほうが良いでしょう。

 タイルカーペットと防音材(制振材)を併用して、床の振動を抑制することは、ピアノ防音では基本であり、最も重要なポイントです。

 特に、上下方向に強い音が響く、グランドピアノは、床の防音対策は不可欠です。

 木造(戸建)住宅、マンションでは、DIYで防音材を敷くことも非常に有効です。手作りの吸音板を壁に立てかけるなど、色々工夫すると、DIYでも効果的な防音・音響調節ができます。

 例えば、天井などDIYで難しい箇所を、職人に施工してもらい、床や壁をDIYで対処することも可能な場合が多いと思います。

 防音材の選定のポイントは、足音対策にも効果のある製品を併用することと、耐久性・安全性の高い製品を活用することです。
*中には臭いが気になるようなものもありますので、注意が必要です。

posted by: 防音職人 | ピアノ防音 | 13:04 | - | - |-
建築士の短絡的な思い込みと建具の遮音性能

 私が防音設計を担当したピアノ防音室(木造)において、建物全体の設計を担当した建築士が、防音対策の考え方を教えて欲しいと、リクエストがあったので、下地に合板を、仕上げに木材を活用してくださいと伝えました。

 それが、こともあろうに、勘違いして窓の二重サッシュの建具に木製の特注品を使用したようです。私は、気密性・遮音性の高い専門メーカーのスチール・樹脂建具のサッシュを提案したのに、防音の素人が建具屋さんに自分のデザインした建具を発注したというのです。

 音測定の結果は無残で、二重サッシュを取り付けたにも関わらず、専門メーカーの1重のサッシュと同程度の遮音性能しか出ませんでした。

 私は雨戸や窓の枠材に分厚い部材を使用するのは良いが、サッシュそのものは専門メーカーのオーダー製品を推奨しました。

 音漏れの主な原因は、建具そのものの遮音性・気密性不足と、納まりの問題と考えられます。専門メーカーの既製品を使用した木造住宅では、他の現場では全てD-40以上の防音性能が出ています。十分に二重サッシュの間隔を確保した現場では、D-45の性能が出ています。

 明らかに、上記の現場では特注した建築士設計の建具の遮音性能不足は明らかです。

 ほかにも建築士のミスがありまして、ちょっと笑えないものですが、二重サッシュをペアガラスと混同され、ペアガラスを使用したので建具は1重で良いと判断したようです。

 何回も二重サッシュの件は説明したのに、断片的に物事を解釈して思い込み、走ってしまったようです。私の防音室は窓の建具・納まりが原因で、気になる音漏れが生じてしまいました。

 ちなみに、音測定を担当した建築士がピアノを弾いていただいている間、外壁に耳を当てたら殆ど音は聴こえなかったようです。
*経験的に壁自体はD-55〜D-60程度の遮音性能は発揮されていたことになります。
*私の防音設計そのものには問題はないようです。

posted by: 防音職人 | ピアノ防音 | 09:37 | - | - |-
木造ピアノ防音室の簡易対策

 ご予算が厳しくて、地元工務店でも簡単に施工できる防音材と対策を依頼された現場のご報告が2件ありました。

 防音職人が取り扱っている「遮音マット」を壁面に貼り付けて、PB・クロスで仕上げるものです。

 1件は、遮音マットを3重張りに、もう1件は予算の都合で2重張りでした。

 前者はD-50以上の遮音性能が得られ、施工した大工職人の耳には殆ど聴こえないそうです。

 後者のほうは、音が半減して、近所の家が窓を閉めていれば、殆ど気にならないぐらい費用対効果の高いものになったようです。

 この遮音マットは石膏ボードや合板などと相性が良く、相乗効果が出るため、質量則を超えた防音効果が出たと考えられます。

 ちなみに、我々、防音職人の通常の防音工事担当現場では、これに吸音材・制振材を併せて使用するため、木造でもD-55〜D-60の性能を出すことが出来ます。

 ちょっとした施工の工夫で、防音材の能力を効果的に活用できます。

posted by: 防音職人 | ピアノ防音 | 17:11 | - | - |-
アップライトピアノの防音室

 アップライトピアノの防音室に関して、御質問をいただきました。

Q:アップライトピアノの防音室を木造住宅に作るには、最低どのくらいのスペースが必要でしょうか。近所に迷惑をかけない程度の遮音性能はどのくらいを目安にしたら良いでしょうか。

A:アップライトピアノの防音室は、4帖あれば可能です。
 夜の9時頃までの御使用でしたら、D-50程度の遮音性能があれば通常は大丈夫だと思います。
 ※グランドピアノの場合はD-60程度は欲しいところです。

 外壁部分は、既存壁に重ねて施工する場合は、私ども防音職人では、約56ミリの防音壁を作りますが、これでもD-55程度の遮音性能を発揮することが多いです。

posted by: 防音職人 | ピアノ防音 | 16:26 | - | - |-
マンションでのピアノ防音レベルについて

 マンションの遮音レベルについて、お問合せがありましたので、ご紹介します。

Q:D-55の性能で真夜中にグランドピアノが弾けるでしょうか。

A:無理だと思います。
 マンションはD-60でも無理な場合があります。周りの住居の暗騒音が25dB以下でしたら、聴こえるでしょう。
 といって、遮音材ばかり使用しても
*二重床の耐久性・強度の問題がありますので、工夫が必要です。
*壁も狭い部屋で、厚くしすぎると、ピアノや家具の配置に制約が増えます。

 真夜中でのピアノ演奏を可能にした防音室を設計したことがありますが、かなりの費用がかかりました。部屋が狭くなります。

 床の防振対策を強化するとともに、防音二重壁の構築が必要ですので、結果的に部屋がかなり狭くなるので、この場合は6帖以上のスペースがないと防音室に改造できません。

posted by: 防音職人 | ピアノ防音 | 18:44 | - | - |-
木造ピアノ防音室と遮音シート

 先日予告しました、木造住宅のピアノ防音室と遮音シートの件です。

 ある大手の住宅事業者が施工した事例ですが、既存の木造住宅の外壁及び間仕切壁に防音工事を行ったものです。
*この事業者は、私が会社勤め時代に都市公団の関係の業務を行っている頃は、戸建の建売住宅を中心に手がけていました。現在は、マンションにも手を出しているようです。

 工事内容ですが
*遮音シート(某大手防音建材メーカー製品:厚さ1.2ミリ・面密度約2.1kg/m2)を貼り付け、そのうえに石膏ボード12.5ミリを重ねて施工し、クロスで仕上げた。
*天井にはロックウール吸音化粧板を石膏ボードのうえに重ねて施工。

 音響騒音測定を提携建築士が現場で詳細に実施した結果は
*防音工事をしていない外壁及び内壁の遮音性能はD-20
*防音工事を行った壁はD-30
*したがって向上した遮音性能は10dBということになります。これは厚さ12.5ミリの石膏ボードの遮音性能にほぼ等しく、遮音シートの効果は殆ど計測できないという結果になりました。

 これは、空気伝播音でさえ、遮音シートはプラス効果も出なかったという驚くべき内容です。
*遮音シートは殆ど役に立たないという通説を実証したものです。
*私は、昨年、このことを木造ペンションの工事(地元業者)で体感しております。
 現在、相談を受けている案件でも、全くの同様な状況になっています。

 木造家屋において効果の無いものが、マンションや防音室で役に立つのでしょうか?答えは、上記の通りです。

 リフォーム業者、防音設計担当者、コンサルタント、建築士などは、このことを絶対に忘れないでください。

 ちなみに、D-30という遮音性能は、ピアノ防音室としては失格です。最低でもD-55以上は必要です。

posted by: 防音職人 | ピアノ防音 | 11:47 | - | - |-