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防音職人への御相談ページ
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木造住宅なら防音職人へご相談ください。
マンションの防音事例:天井防音(工事依頼者の声)
※マンションなのに真上・隣から音が筒抜けということもあります。
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木造新築住宅の壁防音(賃貸併用型)

先週、新築の木造住宅(自宅と賃貸住居併用)の界壁の防音対策の相談がありました。

メールでの事前情報が間違っており、当日の相談の際には、防音材の仕様や製品の面密度もあやふやで、相談者と新築業者の建築士も現状を正確に把握していない部分がありました。

 

使用されているボードや遮音材がいずれも高い周波数帯における遮音性能が不十分であり、新築の設計自体に問題があるようです。

すでに建築中であり、改善できるのは工事中の遮音ゴム製品のうえに特性の異なる高比重の遮音材を提案することだけでした。

 

酷いのは建築士が工事中の遮音材の面密度を最初「約10.5kg/m2」と言っていたのが、今日になって「半分の約5.0kg/m2」しかないのが判明し、急きょ私のほうが取引先に遮音材を発注したのでした。

*今週、現場に納品することになりました。

 

相談者の言葉遣いや説明も粗く、もし私が今日不在だったら間に合わないところでした。本当はこのような不確かな相談はお受けしたくはなかったのですが、先約の方が1日だけ余計に待って下さるということで無理に相談日を空けたのです。

 

私の技術を生かすかどうかは相談者の心がけ次第です。それにしても建築士のレベルはどうなっているのでしょうか。

防音材の性能についても全くの不勉強であり、製品の密度さえ覚えていないとは驚きです。

 

最近、不景気を背景に自宅と賃貸住居の併用型の現場が増えており、電話での問い合わせも結構あります。

しかし、無料で情報を得たからと言って問題が解決するわけではないのです。

posted by: 防音職人 | 壁防音 | 13:46 | - | - |-
壁防音と透過損失計算式

ウェブサイトの防音相談や専門業者の提案書に出てくる透過損失の計算式は、質量則と空気層だけ考慮した遮音性能を計算するものです。実際に計算式で得られた遮音層の面密度を現場で適用して防音室を構築すると、完成後の音測定や人間の耳では想定した通りの結果にはなりません。

 

それは多様な建材や吸音材を複合して構築するため、予測通りにはならないのです。しかも遮音パネルのコインシデンスによる遮音低下やつなぎ目からの遮音欠損があるため、想定値よりも透過損失が小さくなることが多いです。

*建材のもつ固有の遮音特性が考慮されていない。

 

そのうえ、木造建物では設計強度など構造的な限界もあるため、過重量の壁などの構造体は現実的ではありません。

また、計算式は適正な音響を計算するものではありませんので、面密度だけ計算して作られた防音室の音響は反響音が強くて酷いものが多いです。木造の特長を台無しにしてしまう防音工事が横行しています。

 

研究者が作った古い計算式や遮音設計マニュアルは、実際の建物の実例をもって補正して初めて役に立つものだと思います。

薄い壁の防音構造であっても、ボード類や防音材の組合せや施工手順によって、透過損失(遮音性能)は変化します。

相乗効果によって質量則の遮音性能を上回ることが普通です。

そうでなければ、防音職人で施工している防音室の大半が成立しないわけです。

 

現実には、防音職人チームが施工している木造のピアノ防音室などは、約38ミリ〜90ミリの厚さの中で、状況とご予算に応じて、大幅に音漏れを解消しています。

多くの実績が証明しています。過去のマニュアル・計算式の大半が古いものであり、実際の現場で検証したり補正していないのです。

posted by: 防音職人 | 壁防音 | 08:17 | - | - |-
遮音パネルとALCパネル住宅の音漏れ

新築住宅の戸外からの車騒音と犬の鳴き声対策として、来月防音工事を行う予定です。

 

施主が予め住宅建築業者に壁などの遮音対策を行うことを条件に新築木造住宅を依頼して、昨年の冬に完成したそうです。

問題になったのは、外壁にALC(へーベルの類似品)パネル、内装側に遮音パネル(大手防音材メーカー製品)を張り付けたにも関わらず、特に夜間、車騒音や犬の鳴き声などが気になって眠れないということでした。

 

この件は、他の現場でも同様な問題が起きており、製品の遮音性能と工法に問題があると思われます。

パネル工法はつなぎ目に弱点があり、ここから音漏れします。ALCは製品そのものがメーカーが謳うほど遮音性能がないことが取引先の調査現場で明らかになっています。

*私も同様な新築現場の音楽室で苦労しました。

 

遮音パネル工法の問題は製品の特性だけでなく、つなぎ目の音漏れが大きな問題であると考えています。

 

そこで、今回の現場では、壁に特性の異なる防音材を気密工法で施工することにしました。念のため天井は解体して造り直すことにしました。

防音材メーカーの自己申告や推奨工法などあてにならないものです。

posted by: 防音職人 | 壁防音 | 14:11 | - | - |-
戸建住宅の車騒音の壁防音
先月下旬に、木造戸建住宅の戸外からの車騒音対策を目的とした防音工事が完了しました。依頼者より、想定通りの防音効果が出て満足できる状況になりましたと、ご報告がありました。

今回は寝室の外壁を防音施工するものでしたが、引き続き別の部屋(リビング)の防音もお願いしたいと打診されました。現在、施工担当が見積りのための現場確認の準備をしています。

この現場は、既存の壁面に約42ミリの防音施工(仕上げクロスを含む)を実施、戸外からのうなるような車騒音が気にならないレベルまで軽減されました。この防音施工の中には室内の反響を抑える音響的な木製ボードを併用しています。

対策の概要は、既存壁面の補強+遮音・制振層の構築+反響抑制の表層材・仕上げという構成で設計施工を行いました。
音漏れを減らすとともに、音の反響・残響を大幅に減らし落ち着いた音環境を構築しています。
人間の耳は、騒音が減っても残響時間が長いと、うるさく感じるため、このような対策仕様を採用しました。

費用対効果も評判がよく、木造住宅には適する音響・防音仕様だと思います。
この仕様はピアノ防音室にも応用できるので、汎用性の高い仕様と言えるでしょう。
posted by: 防音職人 | 壁防音 | 18:20 | - | - |-
戸建住宅(木造)の車騒音対策
最近、生活幹線道路に面する新築の戸建住宅における車騒音対策のご相談が増えました。
窓業者の提案を受けて、内窓を取り付けても殆ど遮音効果が上がらないという相談です。これは生活防音に無知な窓業者の誇大広告を信じた結果です。

内窓を付けると、遮音性能が約15dBアップしますが、それは当然ながら窓面だけです。部屋全体ではほとんど防音効果は向上しません。通常の木造戸建住宅は、壁の遮音性能が概ねD-25〜D-30レベルです。窓がD-25レベルですので大差ないわけです。
*外壁の断熱材によってはD-20しか外壁の遮音性能がない住宅もあります。

車の騒音レベルは約70dBありますので、外壁面を約15〜18dB遮音性をアップさせる必要があります。しかも騒音は低い音や高い音が混在していますので、幅広い周波数帯に対処できる防音仕様が必要です。
窓業者や新築業者には理解できない、あるいは対策経験のない話です。
→参考事例:戸建住宅の車騒音対策(外壁防音)
防音相談

ちなみに、住宅の防音工事をPRしている建築業者の大半が音響・防音設計の基本も実績もないという実情です。しかも無料相談に出かけていくと、自社の防音工事を勧めるだけで、なっとくのいく解説もありません。
posted by: 防音職人 | 壁防音 | 10:38 | - | - |-
戸外の車騒音を薄い壁防音で半減
比較的交通量のある直近の道路を走る車の騒音に悩まされているかたは少なくないと思います。そして、窓業者に内窓をつけて二重にすると問題が解決できますと、騙された方、防音対策は無駄だと勘違いされている人もいるかもしれません。

基本的に木造住宅の窓は25〜30dBの防音効果、外壁は概ね25〜30dBの音遮断性能を持っていますので、戸外の騒音が約70dB以上あるとき、内窓をつけても窓だけが40dB程度の遮音性能になるだけですから、壁からは40dB以上の騒音が入ってくることになります。これでは問題は解決できません。
壁も防音施工するしか防音効果を体感できないのです。

しかし、建具や部屋の狭さなどが制約となり、余り壁を厚くできないという現実、それに加えて余り予算がないという事情もあるでしょう。防音職人では、既存の外壁に約17ミリ(クロス仕上げを含む)の厚さで、戸外からの騒音を半減させることができます。既往の事例では12〜15dB以上の音を減らすことに成功しています。
*音が12dB減ると、人間の耳には騒音が半分以下になったように体感できます。
*事例:車の騒音対策(木造・戸建住宅)
posted by: 防音職人 | 壁防音 | 12:24 | - | - |-
大手企業はなぜ防音室の壁を薄くできないか
木造防音室の依頼者に、なぜ大手企業(有名企業を含む)は、木造のピアノ防音室などの壁を薄く施工できないのかと聞かれます。それは古い知識や古い事例、質量則にしばられ過剰な施工をマニュアル通りに実施するからです。
新しい仕様の音測定調査や、防音材の適性を見極める努力をしないからです。

その結果、木造の防音室においても、防音壁を150〜180ミリという厚い構造で一律に施工します。4.5帖〜8帖程度の小規模な防音室においては、かなり空間が狭くなります。楽器の配置など自由度も小さくなります。

また、演奏時間帯を昼間中心に設定している依頼者にとって、そのような過剰な防音工事は必要ありません。

さらに、大手企業が使用する吸音材や遮音材、工法には費用対効果の低いものや遮音欠損が目立つものもあり、必ずしも効率的な設計・施工仕様とは言えないものが少なくありません。

ある大手企業の元社員が務めていた会社のボックス型の防音室を解体して分析した結果、あまりにも貧弱で弱点が多いことに驚き、独立開業を決意したという話をお聞きしました。その人は営業担当であったので製品開発には関わっていなかったようです。

会社の看板は大事ですが、依頼者としては自分が求める設計仕様かどうか慎重に考える必要があります。提案書や見積書を複数の専門業者から出してもらい検討することも有効でしょう。
その際には、同じ前提条件で依頼することが重要です。
posted by: 防音職人 | 壁防音 | 09:28 | - | - |-
住宅の壁防音と遮音シート
最近の防音相談においても、住宅の生活防音や楽器防音室の壁などの遮音対策に「遮音シート(厚さ1.0〜1.2ミリ程度)」は有効でしょうかという質問をされます。また、防音室をリフォームする際に、専門業者に工事を依頼したが効果がほとんどなく失敗したという相談もあります。
当ブログでも何回も遮音シートの使い方や問題について採り上げていますが、再度、主な問題点を整理したいと思います。

遮音シートは防音効果がないのか
これは厳密に言えば、使い方によってはあると考えてよいでしょう。しかし極めて限定的な使い方です。
・厚さ9ミリ以上の合板や石膏ボード(PB)に直接張っても効果はありません。
・フラッシュドアの軸組、比較的小さい区画の壁の軸組下地に直接施工し、内部に吸音材を充填することで効果が出ます。
このように工法によっては防音効果が出ると言えますが、これ以外の使い方ではほとんど期待できません。

遮音シートの遮音効果が小さいのはなぜか
主な理由は、次の通りです。
・面密度が小さい(比重が小さい)。
・制振性能が極めて小さいので面材に重ねても相乗効果が出ない。(音響学会の実験結果でも裏付けられている)
遮音シートは、厚さ9ミリ以上の合板や石膏ボードよりも面密度が小さく、振動を抑える性能が乏しいため、遮音効果が極めて小さいのだと思います。

この製品は一般的に安いため、リフォーム業者などが多用するようですが、防音専門業者は基本的に使用しません。
posted by: 防音職人 | 壁防音 | 16:18 | - | - |-
住宅や楽器室の防音構造を薄くする
住宅において、できる限り薄い防音対策を実現することは、小規模な一般的な木造家屋、マンションにとって非常に有利なことです。ピアノなど楽器の防音室であれば、配置の自由度や使い勝手を考慮すれば、壁の防音構造は薄いほうがよいでしょう。

では、基本的な対策のポイントはどのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。
マンションでは、基本的に界壁はコンクリート躯体ですから、通常の構造であれば空気伝播音に対する遮音性能は高いはずです。この特長を生かすには、吸音層と制振層が重要なカギを握っています。これは空気音の防音効果を高めるだけでなく、振動音など固体音の絶縁・軽減を考慮した機能です。

木造住宅でも、基本的にマンションと同じく、吸音・制振機能の強化が重要ですが、壁の遮音性能は通常、D-25〜D-30程度しかありません。このため、薄くて遮音効果の高い防音材の併用が必要です。
遮音材、制振材、吸音材を適切に組み合わせてコンパクトな構造とすることが重要です。木造の場合は鉄やコンクリートに比べて吸音性が高いという特長があるので、音を吸収しながら遮音する素材の活用、隙間対策、空洞部分の吸音材充填が防音効果を高めます。
*簡易防音施工では、遮音・制振材の選択及び適切な工法が、壁の防音効果を大きく左右します。
posted by: 防音職人 | 壁防音 | 16:50 | - | - |-
床と壁の共振を抑え、防音効果を高める

 最近、木造住宅やマンションの床の騒音対策の相談が来ますが、ある共通点が見えました。

 それは、床と壁の下地が二重構造になっており、お互いに接触する部分(取り合い部と言います)の絶縁がされてなく、騒音を共振させたり、防音リフォームの効果を打ち消している状況に問題があるようです。

 この場合、いったん下地から解体して、床と壁の防音構造を再構築するしか、効果的な方法はありません。
 この対策を提案できる業者は、住まいの防音対策のプロと言えるでしょう。

 具体的な提案ができない専門業者は、あくまで単なるリフォーム業者であり、経歴も建築設計や音響・防音設計の経験がない経営者が、異分野から参入してくるケースが大半です。

 使う資材も、石膏ボード、遮音パネル、遮音シート、グラスウールを使用するだけです。また、木材や専門の防音材を使用しない業者には、壁と床の共振を絶縁する発想がなく、抑えるためのノウハウがないのです。

 現在の防音設計の業界は、分厚い、力任せの対策を行う業者(メーカーの代理店を含む)が多く、一般のかたが想像するよりもレベルに乖離があります。

 依頼した業者の提案に不安がある場合は、セカンドオピニオンとして、他の専門家に防音相談を依頼すると良いでしょう。(無料相談には限界があるので、有料コンサルティングを依頼できる業者を探したほうが良いと思います。)

posted by: 防音職人 | 壁防音 | 16:40 | - | - |-