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防音職人への御相談ページ
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マンションの防音事例:天井防音(工事依頼者の声)
※マンションなのに真上・隣から音が筒抜けということもあります。
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新築住宅における防音の費用対効果

新築の木造住宅の相談が増えています。

主な内容は趣味の防音室、寝室などの生活防音です。建物が完成してからでも防音対策は可能ですかと質問されます。

 

床のDIYによる防音対策はある程度可能ですが、ドアや物入れの扉に当たらない程度の厚さしかできません。やはり、新築の段階から下地の補強や天井・床下および壁内の吸音材は充填しておく必要があります。

 

特に防音室や賃貸併用の界壁は最初から備えをしておかないと、出来上がった内装を解体して造り直すなど無駄が多くなります。

 

天井も防音材を張り付けることができるように下地の軸組(野縁受け、野縁、吊木)を補強しておかないと耐久性に問題が発生します。

天井だけでなく床も下地補強を最初から施しておけば費用対効果はよくなります。

 

防音相談は建築設計段階から検討したほうが手戻が少なく、建築費用を有効に使えます。

また、将来の段階的な防音対策を考慮して計画すれば、メリハリのある対策ができます。

posted by: 防音職人 | 木造防音 | 15:46 | - | - |-
マンションにおけるピアノ防音(床)

築8年程度の分譲マンションにおけるグランドピアノ防音の相談がありました。

 

通販サイトで防振ゴムとカーペットを購入して部屋に敷き詰めたそうですが、階下の居住者からピアノの騒音が目立つと指摘され、困っているという内容です。

*防振ゴムが約6ミリ、カーペットが約6ミリ

 

グランドピアノは上下方向および前方・右側のほうへ特に強い音が出る楽器で、床に対しては低周波音を含む重低音による振動が、固体伝播音となって階下などに伝わるのが問題です。

マンションはコンクリート構造ですので、コンクリートそのものが固体音を瞬時に伝える特性があります。

 

通販サイトは「この製品を敷けば、かなり防音効果がある」と安易に宣伝するだけの広大広告が多く、実績のない製品を多数掲載しています。

これはユーザーだけではなく、業者の責任は重大です。

 

とにかく、このままでは相談者が階下の居住者と人間関係がこじれてしまいますので、まずDIYでやれる対策を提案しました。

床に絶縁材を敷き、そのうえに遮音材と市販のカーペットを敷くことを提示しました。

そして、対策結果を居住者に説明して、演奏時間帯に配慮することなどを話し合うようにアドバイスしました。

 

ピアノ防音対策はハード面とソフト面の両方が大切です。

posted by: 防音職人 | ピアノ防音 | 16:14 | - | - |-
厚さ156ミリ界壁で遮音性能を実験しました

ある木造防音室の間仕切り壁において、石膏ボード、合板、ロックウールのみで厚さ156ミリの間仕切り壁を構築し、空気伝播音の防音性能を測定しました。

 

160HzだけがD-40と最も低く、250〜4000HzにおいてはD-45〜D-50以上の遮音性能がありました。特定の周波数で遮音性能が低下した要因は石膏ボードおよび合板のコインシデンス現象による落ち込みと考えられます。

 

しかしながら、費用対効果を考えると抜群の性能です。これを外壁に適用すれば既存外壁約120ミリに90ミリ程度の二重壁を構築することで同等の防音壁を構築できることになります。

 

ただし、特定の周波数における遮音低下を回避するには、やはり専門の防音材を併用する必要があります。でも予算が厳しい防音室の依頼者にとっては朗報でしょう。

 

なお、今回の仕様に使用した合板類にノウハウがあります。特性の異なる数種類の製品を組み合わせました。

 

遮音の基本は特性の異なる製品を組み合わせることです。これならば新築住宅においては特に有効な手法としてお勧めできます。

posted by: 防音職人 | 木造防音 | 14:49 | - | - |-
遮音パネルとALCパネル住宅の音漏れ

新築住宅の戸外からの車騒音と犬の鳴き声対策として、来月防音工事を行う予定です。

 

施主が予め住宅建築業者に壁などの遮音対策を行うことを条件に新築木造住宅を依頼して、昨年の冬に完成したそうです。

問題になったのは、外壁にALC(へーベルの類似品)パネル、内装側に遮音パネル(大手防音材メーカー製品)を張り付けたにも関わらず、特に夜間、車騒音や犬の鳴き声などが気になって眠れないということでした。

 

この件は、他の現場でも同様な問題が起きており、製品の遮音性能と工法に問題があると思われます。

パネル工法はつなぎ目に弱点があり、ここから音漏れします。ALCは製品そのものがメーカーが謳うほど遮音性能がないことが取引先の調査現場で明らかになっています。

*私も同様な新築現場の音楽室で苦労しました。

 

遮音パネル工法の問題は製品の特性だけでなく、つなぎ目の音漏れが大きな問題であると考えています。

 

そこで、今回の現場では、壁に特性の異なる防音材を気密工法で施工することにしました。念のため天井は解体して造り直すことにしました。

防音材メーカーの自己申告や推奨工法などあてにならないものです。

posted by: 防音職人 | 壁防音 | 14:11 | - | - |-
音の周波数によって防音材の効果が異なる

最近の相談や提携先を含めた現場調査で裏付けられた注目すべき事例があります。

それは遮音材、制振材、吸音材という「防音材」が想定通りの遮音効果を出していないというか、メーカーのデータと現場での測定結果が大きくかい離する事実です。

 

音源の周波数特性(音の主成分)と選択する防音材がマッチしていないケース、メーカーの透過損失データや吸音率データがかなり怪しいケースです。

 

前者の事例では、マンションの足音対策、ピアノの床防音対策に分厚い遮音ゴムを敷いたが効果がないという相談があります。これは重低音に効果のない製品を重ねて使用したことが原因です。

遮音ゴム製品は特性の異なる制振材を併用すると効果が高まりますが、通常の通販サイトでは入手できないという問題があります。

 

許せないのは後者の事例です。典型的な製品としては外壁内部に充填する発泡断熱材の大半が弱点となる周波数帯が多く、人間の耳には遮音効果を体感できないという事例です。

むしろ、普通のロックウール製品を使用したほうが、はるかに遮音効果が出てきます。

また、軽量コンクリートパネル(ALC、へーベル)は、メーカーが言うような遮音効果が出ていないことが多く、木造住宅に使用する価値はないと思います。

 

このように音の周波数特性にマッチしない防音材は、弱点を補完する音響・防音設計をちゃんと立案しないと費用対効果が低くなります。住宅メーカーや防音材メーカーの営業マンなどのセールストークを真に受けると後悔することが多いようです。

そのような相談をお受けしていますが、業者の看板の大きさや値段だけで判断されたユーザーにも自己責任があります。

 

新築や大規模リフォームは、大きな買い物です。セカンドオピニオンの相談も含めて、慎重に判断されることをお勧めします。

posted by: 防音職人 | 防音材 | 16:18 | - | - |-