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防音職人への御相談ページ
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マンションの防音事例:天井防音(工事依頼者の声)
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防音材選定の難しさ

約10年前に比べて市販の防音材製品の数そのものは増えています。

問題は、どの製品がどのような音に対して有効なのかがよく分からない、実例が少ないことだと思います。

 

これに対して、防音職人ウェブサイトに掲載している防音材は実例で効果を計測済みであり、多様な組み合わせごとに計測して検証したり、施主に体感していただいています。

このような作業の繰り返しによって、約25年間かけて選んだのが、現在掲載している製品です。

 

一般的な通販サイトでは類似品が数多く並んでいますが、具体的な現場での実測値が殆ど表示されていません。

実例の体験者の報告も少なく、信頼性が判断できません。

 

先日、防音相談において、遠方から私の仕事場に相談にお出でになった人が持参した制振材は、どれも効果がなかったそうです。

一つ一つ触ってみると、素材がいくつかに分類できました。

*大半が軽量音対策の製品であり、重量音には効果のない製品でした。

 

疾病と同じで、処方が間違っていれば、当然、防音効果は余り出ません。そのような事例は数多くあります。防音材サイトのユーザーの声には偽物が多くまぎれており、これらの多くはサクラです。

製品販売業者のスタッフなどが投稿した声、ステマなど信用できるはずがありません。

 

ですが、一般ユーザーには見分けることができません。

これが現状の防音材選定の難しさの主な理由です。建築士でさえ、防音材サイトの記述を鵜呑みにしている状況ですから、彼らの提案も信用できません。

 

実践的経験や防音設計の実務が豊富な技術者でないと問題点を見破れないのが実情です。さらに重要なのは良質な防音材を入手できても正しい施工要領がないと適切な施工そのものが出来ないという事実です。

posted by: 防音職人 | 防音材 | 09:41 | - | - |-
住宅の防音設計実例が少ない

木造住宅(共同住宅・併用住宅を含む)やマンションの防音設計は、工法や構造によって内容が多岐にわたるため、防音設計のマニュアルとして最新版が出ていません。

ネット上にも実例が少なく、新しい情報は更に少ないです。

 

このため、防音職人のウェブサイトには地方の現場を担当する建築士からも問合せや依頼があります。彼らが言うには、古い遮音設計マニュアルは存在するが、最近の工法や木造住宅の実例に基づく設計図書が見つからないということです。

 

私も色々と調べましたが、情報が分散しており、何がオリジナルの情報なのかが分かりません。おそらく、実例が掲載されていないので運営者の実体験ではなく、何かのコピーだと思います。

 

私の場合は次のページに示すように多面的な資料や実体験をもとに防音設計を確立しています。

→ページの中段以降の説明をご覧ください:防音の検討スキーム

 

また、自宅マンションで25年以上に渡って自宅を実験台にして防音効果を体感しています。防音材などの経年変化も見ています。

本業の木造防音室では取引先に音測定調査を外注したり、工事を担当する提携先の建築士に施主からのヒアリングを重視するように指示しています。

人間の耳は個人差があるので、音に対する体感は出来るだけ多くの事例を分析しないと防音設計の資料にはなりません。実例が少ないと設計仕様や工法に反映させることが出来ないのです。

 

概ね、以上の概要が「住宅の防音設計」の難しいところだと思います。

ちなみに、コンクリート構造の防音スタジオや音楽ホールの実例は沢山あるので、比較的勉強しやすい分野です。専門書も沢山あります。

posted by: 防音職人 | 防音全般 | 09:40 | - | - |-
防音職人の防音材について

ときどき相談者に「防音職人のホームサイトに掲載している防音材は市販品ですか?」と聞かれることがあります。

 

基本的にすべて受注生産品のため、メーカーの倉庫には在庫がわずかしかありません。これはトヨタ自動車が実施しているシステムであり、発注された必要量だけ生産する製品です。※市販品のような定価やメーカー希望価格がありません。

 

私のほうは設計価格(定価のようなもの)に対して、割引率を設定し、メーカー代理店(問屋)からの仕入れ価格に応じて調整しています。基本的に税込み価格ですので、今年の様に消費税率がアップすると仕入れ価格も値上がりします。

*ですが、メーカー各社の価格改訂に応じて個別に判断していますので値上げしない製品が多いです。

 

特に木造防音室の契約者については、来年(2020年)も価格を据え置く予定です。※ただし、大幅な値上がりが起きた場合は価格改訂を検討します。

 

防音職人では、依頼者(施主などの契約者)のご予算を考慮して出来る限り調整します。こういう対応が可能なのは、大手メーカーを始めとして直接取引(仲介業者がない)で価格を抑えているからです。※メーカーの工場・事業所から直接出荷しますので中間経費が有りません。

 

ちなみに、一部の防音材は大手メーカーが色々な専門業者に供給していますが、他の専門業者は仲介業者を経由していることが多く、その販売価格が防音職人の現場納品価格の1.5倍から2倍近い製品があります。

 

私のほうは防音設計が本業のため、防音材の単価を低めに抑えています。これも防音職人の特長の一つです。すべて防音室など実績のある費用対効果の高い製品です。

posted by: 防音職人 | 防音材 | 14:37 | - | - |-
木造の防音設計技術

木造住宅や木造防音室(音楽教室含む)の設計技術は特殊であると言われます。

 

特に地方の建築会社の建築士や取引先の建材業者などにそう言われます。音楽教室の先生には木造軸組在来工法がピアノ室としては最適であるが、音響・防音設計ができる専門家が居ないとまで言われました。

 

私の技術は少し特殊なため、提携先の木造建築業者にも理解できないところが多々あるので、安易に真似できないと評価されました。しかも、使用する防音材の選定が難しくて、費用対効果の高い材料を選ぶこと自体がハードルが高いと。

 

ですが、私のホームサイト「防音職人」の知名度は低く、契約者の多くがホームページそのものを見つけるのに時間がかかると言われます。

これは私の努力が足りないのか微妙なところですが、競合する建築業者が増えれば埋没しやすくなるのは、ある程度は仕方ないことだと思います。

 

私には提携先の木造施工業者以外に、特定の業務提携先は存在しないので、ウェブサイトなどのネットワークは小さく、他の専門業者に比べて宣伝力は弱いです。

 

しかしながら、元契約者の紹介やリピーターの案件は毎年のようにあり、このような方々の協力で、なんとか本業の防音設計を行うことが出来る事を感謝しています。

 

私のホームページは、文章が多くて、理解するのに時間がかかるのが難点ですが、伝えたいことが沢山あり、あのようなウェブサイトになりました。

どうしても、主なコンテンツを早く読みたいとお考えになる人は次のページをご覧ください。重要なコンテンツに比較的早くアクセスできると思います。

防音情報マップ

防音設計の基本役立つ防音メモ

 

これでも多すぎるという人は、「防音設計の基本」「役立つ防音メモ」だけでも、じっくりとお読みいただければ幸いです。

posted by: 防音職人 | 木造防音 | 15:50 | - | - |-
ある遮音パネルの事例

ある上場企業の遮音パネル(防音材)の測定データ改ざんの事例です。

 

この企業は鉛のシートとボードを貼り合せた遮音パネルを使って防音工事や販売事業を行っていますが、当初は正直に測定データ(周波数ごとの透過損失)を自社のホームページに掲載していました。

 

ところが、その製品の弱点を私が指摘したり、ブログなどで投稿したとたん、弱点である低い周波数帯と高い周波数帯のデータを削除し隠しました。そして、その後、該当する周波数帯の遮音データを直線的に右肩上がりのグラフに書き直してしまい、データを改ざんしました。

 

実態は、石膏ボードの持つコインシデンスなど弱点を解消できない遮音パネルだったわけですが、そうすると鉛の製品そのものが費用対効果が低いことを自ら認めてしまうことになるので、都合の悪いか所を削除したり、誤魔化したのです。

 

この事実を知らないで購入して、防音工事で使用した、ある木造ピアノ防音室の施主から相談があり、このことを伝えましたら、かなり失望されていました。音響が大幅に悪化しただけでなく、音漏れが酷い状況になったということです。

 

この遮音パネルは工法的にも問題があり、つなぎ目から高い周波数の音が漏れるので、ピアノの周波数帯とかぶるため、音漏れが顕著になります。※人間の耳は高い周波数帯の音がよく聴こえる。

 

その後、上記の企業は、アスファルトシートと石膏ボードを重ねた後発の遮音パネルを販売し始めましたが、つなぎ目からの音漏れは改善されていません。

これは遮音パネル工法の共通した弱点です。

posted by: 防音職人 | 防音材 | 11:14 | - | - |-