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優れた防音性能 マンションの防音事例:天井防音(依頼者の声)
※マンションなのに真上・隣から音が筒抜けということもあります。
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マンション騒音の防音工事(天井・GL)

 都内のマンション(二重天井、GL壁)の防音工事が、今週完了しました。

 躯体の施工不良が気になる、音の伝播しやすい現場でしたが、生活防音としてはベストを尽くしました。約1月間かかりました。

 天井やGL壁からの振動音や人の声が、かなり気になる状況でしたが、工事完了後は、大分音が小さくなり、気にならない状況に改善することが出来ました。

 特に寝室(洋室)は、厳重に設計・工事を行い、リビングも標準以上の対策を行いました。

 躯体の細かいクラックもサービスで、コーキング(シリコン)を塗り、すり込み、出来る限りの補修を行ったうえで、本体内装の防音工事を行ったわけですが、想定通りの効果が出て、安心いたしました。

 施主様も、安心して眠れるようになったと喜んでおられ、関係者全員の苦労が報われました。

 また一つ、新たな実績として、防音職人のリストに入ります。

 この現場は、先に別の業者が防音対策を失敗した後に、我々が入り、音測定調査などを踏まえて、防音設計を行いました。

 施主様も、先に失敗した業者の費用は無駄になったが、良い勉強になったうえに、問題を全体的に解決できて良かったとコメントされました。
*防音職人に相談・依頼して良かったと言われました。

 やはり、餅は餅屋に限るとのことでした(笑)。非常に大変な現場でした。

posted by: 防音職人 | 天井防音 | 11:33 | - | - |-
ピアノ室(マンション)の床防音

 この連休中に、マンションのピアノ室の床防音対策に関する御問い合わせをいただきました。

 簡易防音をご希望でしたので、お奨めの防音材とDIYの留意点をご返信しました。

 よく、防振ゴムのマットは有効でしょうかと聞かれますが、もちろん効果はあります。しかしながら、臭いが気になる方は、メーカーや通販サイトなどに、十分に確認することが大切です。


 また、グランドピアノの場合は、けっこう重い・低い音が振動して、遠くまで伝播しますので、出来れば、耐久性のある制振材を2種類併用することが望まれます。

 簡易防音でも、床対策の場合は、防音工事に負けないくらい、防音効果を出すことが可能です。色々と工夫すると、DIYでも十分です。

posted by: 防音職人 | 床防音 | 13:05 | - | - |-
振動音と空気音に対する防音材の効果

 実際に、同程度の厚さと比重の遮音マットを、複数のメーカーで試した結果を、防音職人、提携先および取引先の専門業者、元大手楽器防音メーカー出身者などの経験・意見を総合してみました。

 同じ空気音の遮断性能を持っていても、天井や床の振動音(グランドピアなどの音を含む)に対する防音効果(低減効果)は、かなり差が有ることが分かりました。

 私が現場に使用している防音材はDIY防音でも、振動音を含めた効果は、かなり高く、一方他のメーカーの遮音マットは、振動音対策には殆ど効果が無いとまで、関係者に言われています。
*これは私の体験を裏付けるものであり、このため、私は今まで使って試した防音材の中から、現在の取引先の防音材を選別して主力にしたわけです。

 なぜ、このような防音効果の差が出るのでしょうか? これは天井の振動音対策の特性を見ると分かります。
*制振性能の差です。それと耐久性によって経年変化で大きな差が出ます。

 私の自宅には、大手メーカーを含めて3社、それと現在の取引先の1社、これらは業界でも有名な製品ですが、使った結果、経年と共に、効果が低くなり、このため、私は防音材を全面的に、現在の取引先の既製品や、特注品に切り替えました。

 市販の防音材と取引先の防音材との特性の違いは「制振性能、耐久性」だったのです。

 この違いは、マンションの二重天井の防音や、ピアノ防音室における費用対効果に大きな差を生みます。値段が余り違わなくても、使用用途によって大きな差が出ることは重大なことです。

 メーカーの公表している自己申告データだけでは、読み取れないことなのです。実績、経験が防音設計には極めて重要であるという根拠です。

posted by: 防音職人 | 防音材 | 10:02 | - | - |-
マンション上階騒音の防音(二重天井)
マンションの天井防音工事

 上記の事例は、最新の天井防音工事の現場からのご報告です。
 上階の居住者の協力が得られず、最後の手段として、防音工事を実施しました。

 工事後の防音効果は、想定に近いものが出ましたが、上階の居住者が少しでも配慮して生活してくれれば、完全に問題解決できる見込みのマンションです。

 防音対策の効果とすれば、色々な制約条件の中で、十分な成果が得られたと思います。

 昨年から、今月にかけて、3件連続で、上階の居住者のマナーが悪く、協力もしてくれないようなマンションの天井騒音の対策を行ったわけですが、改良を重ねた防音仕様は、十分な費用対効果を出すことに成功しました。
*研究課題への取組み:住まいの防音
posted by: 防音職人 | 天井防音 | 09:38 | - | - |-
マンションの足音対策(床防音)
 通常の防音工事は費用的に無理だとか、建具の段差が生じるので難しいなどの理由で諦めるケースがあると思います。

 防音職人の相談では、DIYで対策ができる防音材の提案も行っています。次のリンクをご覧ください。
防音材(マンションの床・ピアノ)

 既存のフローリングなどの床材に敷くだけで、振動騒音をかなり軽減できるので、費用対効果は高いと思います。

 御手持ちのカーペットも活用できます。

 また、ピアノの振動音対策にも有効ですので、床に関しては、DIYでかなりの効果を出すことができます。

 既製の防振台や高価な遮音マットに比べ、振動音に特化して開発された制振フェルトがお奨めです。ピアノ防音では、遮音マットRを併用すると幅広い周波数の音を軽減できます。
posted by: 防音職人 | 床防音 | 08:48 | - | - |-
天井防音と吸音材の効果

 防音のQ&A、掲示板などで「天井防音に吸音材は効果が余りない」とコメントする、俄か専門家が多く、問題となっています。

 本当のプロならば、二重天井の防音には吸音材が不可欠であることを、防音材データ、音測定および実際の防音設計・工事において体感しているからです。

 環境省や古い設計マニュアルにおいては、そのような曖昧な見解を述べているものもありますが、最新のデータや建築以外の分野を知っている専門家は、可聴域の低周波は、間違いなく吸音材で音のエネルギーを減衰できることを知っています。

 逆に言えば「天井防音、低周波対策に吸音材が効果がない」と言う専門業者には、マンションの天井防音は不可能です。

 ただし、グラスウールやセルロースウールは効果は殆ど体感できないため、使用する吸音材など防音材の選定は重要です。
*参考:防音効果

 マンションや木造住宅において、素材の特性や周波数特性を無視する専門業者に、まともな防音対策を期待すること自体が無理なのです。
 それは防音設計の素人だからです。

 構造や空間的な制約のある住宅において、天井防音は難しい課題の一つです。このような課題に、防音設計の基本が分からない人のコメントは非常にリスクがあります。

posted by: 防音職人 | 天井防音 | 09:47 | - | - |-
走る音・振動音の防音対策

 マンションの天井防音で、見当違いの対策を行う業者がいますが、それは具体的な振動を抑える技術がないだけでなく、周波数ごとの特性や使用する防音材の効果を検証していないからです。

 まず、騒音の種類によって、周波数の主成分が違うことを知ることが防音の出発点になります。それと、二重床・二重天井の周波数ごとの弱点を理論的にも経験的にも知っていなければ、防音は不可能です。

 例えば、子供などが走る、飛び跳ねる音の周波数の主成分は30〜250Hzで、このうち可聴域の低周波である100Hz以下の騒音が大半を占めることが多いです。

 既製の防音材はメーカーのデータでは125Hz以上しか示していなく、低周波については未知数です。しかも、二重天井において、遮音材、制振材、吸音材のデータを測定しているわけではないので、実際の現場での防音効果は大きく乖離することが少なくありません。

 一般のマンションでは天井裏は15センチ以下が大半で、これに数センチ程度下げることが出来るかどうかの厳しい制約が空間的にあり、天井スラブからボードの仕上げ面まで最大20センチ確保するのが精一杯という物件が大半です。

 私の経験では、15〜18センチが限界という物件が最も多く、既製の防振金具すら使えないことが多いです。このため、吊り金具や制振構造は、既製品には依存せず、全て現場で空間の状況に応じて加工しています。 
 防音職人の担当現場では、同時に、15年以上はメンテが必要のない耐久性のある構造を構築します。(もちろん、クロスの経年変化は起きます。当然ですが)

 ある業者の、防音仕様では、125Hz以下と2000Hz以上の周波数帯において、防音工事後に、逆に遮音性能が下がるような提案をしていました。これでは、天井防音の意味がありません。

 天井やGL防音は、特に慎重に専門業者を選ぶことが必要です。

posted by: 防音職人 | 天井防音 | 08:07 | - | - |-
防音効果と吸音材について

 このブログでも何回か採り上げていますが、吸音材も素材・密度などにより、実際の現場では防音効果に大きな差が出ます。
*参考情報:防音の効果

 住まいなど比較的薄く防音構造を構築しなければならない空間では、遮音材、制振材とともに、吸音材の吸音率は重要な要素です。

 この吸音率は、周波数ごとに色々な特徴があり、メーカーの申告データとは、乖離することが多いようです。
 防音設計の実績のある業者でも、安易にグラスウールやセルロースウールを使用して、十分効果があると思い込んでいる人がいますが、ロックウールやポリエチレン(ポリエステル)ウールに比べると、低音及び高音において効果が劣ることが体感できます。

 現在のメーカーの吸音率の試験方法は、音響学会でも指摘していますが、周波数帯によって、小さな試験体と実際の現場のような大きな面的な状況とでは吸音率に差が出ます。

 ですから、実際に現場で音測定や体感をもって検証しなければ、有効なデータとなりません。

 たとえば、天井の防音で、グラスウールを入れても余り効果を体感できないのは、低音や高音の周波数において十分な吸音効果を発揮できないことも要因としてあります。
 また、空気層の扱いも重要で、低周波には数センチから20センチ程度の天井裏の空間は、かえって空気のバネにより、遮音効果が悪化することが知られています。

 防音対策・設計においては、住宅、木造の防音室に適する吸音材を使用することが極めて重要です。

posted by: 防音職人 | 防音材 | 08:36 | - | - |-
GL壁の防音対策は?

 ある防音専門業者のサイトでは、GL壁の対策は、GLを壊すことだと記載されていました。

 もちろん、原因を取り除けば、遮音低下は改善されるでしょうが、これはマンションにおいて騒音被害にかかる世帯の壁全てのGLを撤去することができればの話です。

 騒音被害者の専用部は出来ますが、他人の所有区分の壁は相手が協力してくれない限り、手出しが出来ません。騒音伝播の要因は、自分の専用部しか基本的には対応できないので、GLを壊しただけでは不十分です。

 被害者側の壁に防音対策を行うことが必要です。それに、壁にコンセントのアウトレット、TV・電話の端子が埋め込まれている場合は、二重壁を構築して収めなければなりませんので、防音対策と一緒にリフォームすることが望まれます。

 壊せばよいなんて、安易な提案をする専門業者は果たして信頼できるのでしょうか。依頼される前に、必ず、工法の概要を確認したほうが良いと思います。

posted by: 防音職人 | 壁防音 | 08:33 | - | - |-
木造住宅の外壁の防音性能

 築5年以内の木造住宅で、何件か音測定をしましたが、D-15しか遮音性能がありませんでした。
*音の遮断性能15dBということです。

 主な外壁の仕様は
*サイディング外装材+約100ミリの断熱材+石膏ボード12.5ミリ・クロス仕上げです。

 通常、約25dBの遮断性能があるはずなのですが、実際はないケースが多いのです。

 主な原因は、断熱材のようです。通常はグラスウール又はロックウールなのですが、D-15しかなかった住宅は、断熱材は発泡剤でした。
*固化するウレタンフォームや、ネダフォーム・スタイロフォームのマットを外壁の内部に充填したものでした。

 これらは吸音効果がないだけでなく、空洞の状態よりも遮音性能が低下するのです。

 古い木造住宅よりも、約10dBほど遮音性能が低下するケースがあります。

 このような住宅において、防音対策を行う際に、窓だけ二重にしたり、石膏ボードや薄い遮音シートを重ねただけの工事を行う業者がいますが、大半は失敗します。

 このケースに該当する方は、ぜひ防音職人にご相談ください。
*国立又は西国立において、防音相談を行っております。

posted by: 防音職人 | 木造防音 | 20:13 | - | - |-