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防音職人への御相談ページ
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マンションの防音事例:天井防音(工事依頼者の声)
※マンションなのに真上・隣から音が筒抜けということもあります。
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D-45遮音性能に18センチの厚さの壁は要らない

相談者の多くが、普通の木造住宅の一室の間仕切り壁をD-45の遮音性能にするのに、厚さ15センチ〜18センチの防音壁を新たに構築することを提案されるそうです。

 

通常の間仕切り壁の遮音性能はD-20からD-25程度です。(壁の両側にPB12.5ミリが施工されている場合)

 

防音職人では、この普通の間仕切り壁を壊さないで、約35ミリ〜40ミリの防音施工でD-45以上の遮音性能を確保できます。

 

大手防音業者との差は、使用する防音材の性能と組み合わせ方、工法の違いです。

 

15センチ〜18センチの防音施工は遮音パネルや遮音シートを1重使用し、あとはPBとグラスウールを重ねるだけの仕様です。

*低音域と高音域の性能が良くないため、厚さだけを大きくする「マスの効果に頼る力任せの仕様」です。

 

そこには科学的な技術が存在しません。ただ、質量則に依存する原始的な仕様・工法です。

部屋が狭くなり、壁に荷重がかかりすぎる工事になります。

 

防音工事を相談される人は、複数の専門業者の提案を比較して検討されたほうが良いと思います。

*参考ページ:木造防音室

posted by: 防音職人 | 壁防音 | 13:02 | - | - |-
ピアノ防音室の性能不足事例

昨年から今年にかけて、提案書・相見積や失敗事例のコンサルティング契約を沢山いただきました。

 

その中にはピアノ防音室の専門業者が5社ありました。もちろん、私のような小さな自営業ではなく、大手の業者です。

 

ところが、提案書と総額を見ると、私が提案した防音構造より倍以上の厚さで金額も1.5倍以上でした。そのため、私の提案が採用され契約になったのですが、これは特段問題なく、普通に相見積はよくあることです。

 

問題はすでに工事が完了して性能不足が露見したピアノ防音室の件です。有名な大手専門業者なのに、問題を解決できないで逃げたのです。相談者は提訴したかったのですが、時間と費用が膨大にかかり、教室や仕事ですぐに使わなければならないので、仕方なく再工事を決断したのでした。

 

1件は防音材DIYで、ほか数件は一部内装を剥がして補修し、新たに薄型防音構造を施工して問題を解決できました。

 

逃げた大手業者は、ウェブサイトだけでなく、音楽専門誌にも広告を沢山出しています。

これ以上、被害者が増えないことを祈るばかりです。

 

ちなみに、失敗する業者は石膏ボードとグラスウール、遮音シートを多用します。

posted by: 防音職人 | ピアノ防音 | 07:51 | - | - |-
木造建物の防音設計

防音職人へ相談される案件は、大別して「木造住宅の生活防音」「木造防音室」の2つが主なものです。

 

マンションの防音設計も並行して行っていますが、私の手が回らないことと、職人が2名になってしまったので物理的に木造防音と同時並行は無理なのです。

 

自分の身の丈ほどの小規模な案件を中心に取り組んでいましたら、いつの間にか個人の音楽家や音楽教室(ピアノ、ヴァイオリン、小楽団、和楽器)の先生からの依頼が多くなりました。

 

大手の専門業者は予算的にも合わないことがあり、余計にコンパクトな薄い防音設計を要望されることが増えてきました。

 

木造は「適度に音を吸収して反響させるという性質」「改造しやすい可変性に富む」という特長をどう生かして設計・施工するかということが重要です。

*木材そのものが音響上のメリットがある

*可変性は比較的容易に構造的な補強が出来るので、剛性・制振性および耐久性を強化できる

 

しかしながら、予算には限りがありますので、費用対効果と空間を狭くしない音響・防音設計が木造には求められています

使用する防音材の性能が高くないと薄い構造は構築できません。

*薄い防音構造=安い構造 ではありません。

 

この点を勘違いしないように依頼されることを希望いたします。

posted by: 防音職人 | 木造防音 | 11:04 | - | - |-
ハウスメーカーの防音構造

この説明図は一般的なハウスメーカーの外壁の防音構造です。戸外の騒音が70dBとすると、この仕様で施工すると室内には30dBの騒音しか侵入しないという想定です。壁の遮音性能(透過損失)はD-40という表示になります。

 

しかし、この説明図の仕様ではD-40は無理だと思います。図中の外壁材はサイディングで厚さ15ミリ、空気層という表示は実は通気胴縁を指し、空気の流れる隙間です。この薄い隙間では音は減衰しません。

また、グラスウールを断熱材として壁の内部に入れても、低音と高音は筒抜けになります。

同じく石膏ボードも同様の周波数特性を持っており、低音と高音の周波数帯が弱点です。これは重ねて施工しても殆どその傾向は変わりません。

 

上記の仕様を実際に施工した現場で計測すると、概ねD-30〜35になります。

どうしたら、改善できるのかということですが、内装側に石膏ボードと特性の異なる材や防音材を重ねて施工するのが簡単です。

わずか15ミリの追加でD-40以上を確保できると思います。

posted by: 防音職人 | 木造防音 | 10:41 | - | - |-
防音材の遮音効果の違い・音漏れ

相談者や電話での問い合わせの中で多いのが、市販の防音材と防音職人で扱っている製品との効果の違いです。

 

なぜ、メーカーが計測した遮音性能が現場で想定値を大幅に下回るのかという疑問ですが、これは試験体のサイズとつなぎ目に要因があります。

 

鉛シートは薄い素材の中では最も比重が大きく、試験所での計測値も他の製品に比べて透過損失(遮音性能)の数値が大きいという特徴があります。

しかし、実際施工された防音室での計測値とは乖離します。これは試験体はつなぎ目の無い小さなサイズであり、現場では大きな区画でありつなぎ目が発生します。

*大半がつなぎ目から漏れていることと、素材自体が音を吸収できないので、反射しきれない物は室内の弱点か所から漏れてしまう特性があるからです。

 

しかも、石膏ボードに張り付けて使用すると、石膏ボードのもつコインシデンス(質量則を下回る特定の周波数での遮音低下)を解消することができませんので、想定値よりも大幅に遮音性能が低下する周波数帯が生じることになります。

 

防音材は製品の素材や混合して組成される成分によって、多様な製品が生まれますので、その中での製品開発は、音測定の試験所だけでなく、実際の現場や実物大実験で検証するしかないのです。

 

通常、コインシデンスが発生する製品は、遮音材としては想定値を下回る現象が起きます。それが現場とメーカーのデーターとの乖離です。単純な質量則では想定できない現象です。

 

このような現象は鉛シートだけでなく、ALC(軽量コンクリートパネル、へーベルのようなもの)でもコインシデンスが起きます。

両者ともにジョイント(つなぎ目)部分での音漏れが弱点になります。

 

防音材は実績のある製品を使用することが、防音設計の基本になります。それと正しい施工要領があって初めて想定通りの効果が出るものです。

posted by: 防音職人 | 防音材 | 12:13 | - | - |-